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幹線道路沿いの物件は避けていたのに、トラブルに巻き込まれてしまうケース

札幌で活動するAI不動産です。本日は幹線道路沿いの物件トラブルについてご説明します。

大通り沿いの物件は、騒音を嫌って検討から外す方も多くいらっしゃいます。

街は変化し続けていますので、買うときは大通りがなかったのに、住み始めてから数年経過したら、道路ができてしまった...ということも起こりえます。

住宅購入の際には、ぜひ気を付けるようにしてください。

物件の近くに道路ができてしまったトラブル。こんな例があります。

今回はサンプルとして実際の売り物件を用いてご説明しようと思います。

◆「山手線内側、51平米、新耐震、中古マンション」

https://rchukai.jp/c_doc/2018101601.pdf

物件の所在地はこちら。

◆Googleマップ

https://goo.gl/maps/eKMZ7BirReH2

すでに北側で大きな通りに面しているのですが、違う大通りも隠れています。

今回の物件は、所在階7階で北西向きです。眺望の写真がチラシにでていますが、なかなかのものですね。Googleマップを見てみると、西側隣地は公園になっているようです。

隣地が公園というのは、不動産の評価上もプラスになります。

(将来も眺望・採光が維持されやすいので。)

同じく西側隣地に「肉&魚Bar SANKAKU」という飲食店があるようです。

この建物に少し違和感があります。大通り沿いの土地には、都市計画上、大きな建物が建てられることになっていることが多いからです。ところが、こちらの飲食店の建物は、ストリートビューで見てみると、軽量鉄骨造(又は木造)の2階建てです。

地図を、航空写真に切り替えてみてみると、公園の更に西側の「アーバス新宿余丁町」という名前の共同住宅があり、すこし変わった形をしていることがわかります。さらに、そのちょっと南側にフェンスで囲われた更地。アーバス新宿余丁町の壁面とBarSANKAKUの壁面、南側のフェンスの空地、の形状が、なんとなく、直線的に切られているような感じがします。

≪航空写真(切り取り画像)≫

https://rchukai.jp/c_doc/map1.pdf

このような、ちょっと違和感を感じるものが近くにあったら、Googleマップを航空写真に切り替えて、徐々に縮尺を小さくして広範囲を見るようにしてください。

スマホで本記事をご覧になっている方も多いかと思いましたので、今回は、航空写真を段階的に切り取った画像のリンクを張りました。

◆Googleマップ 航空写真

北側大通りの北側に、南北方向に走る空地が見えてきます。

https://rchukai.jp/c_doc/map2.pdf

画像の中央下部に緑地と南北方向に走る道路が連続している様子がわかります。

https://rchukai.jp/c_doc/map3.pdf

画像の中央上部から下部にかけて見てみると、すでに道路状に整備されている部分と、緑地や空地が一定の幅でつながっていることが見えてきます。

https://rchukai.jp/c_doc/map4.pdf

こうして見てみると、今回の「余丁町ダイカンプラザ」の西向き住戸も、将来的には大通りに面する住戸ということになりそうだということが分かります。

大通りに面する住戸のメリット・デメリット

大通りに面する住戸は、デメリットとしては冒頭の音がするというところ、メリットとしては、道路上には建物が建たないので将来も陽当たり・眺望が確保されるというところです。

マンションは気密性が高く、窓を閉めていれば殆ど音を感じないほどですが、できれば「天気の良い日は窓を開けっぱなしにしたい」というような強いご希望がある方には、合わないかもしれませんね。

ちなみに、お部屋の向きが大通りと反対側を向いている場合は、意外なほどに静かですので、窓開けっぱなし派の方も、気になる物件があったときには、一度は見てみた方が良いです。

不動産トラブルに巻き込まれないために、一度、札幌AI不動産にご相談ください。

上記に記載しましたものはインテリアの勉強をすると教わるものです。

しかしながら、少し聞きなれない言葉もあり、難しく感じてしまうかもしれません。

そんな時は、是非一度、札幌AI不動産にご相談ください。

専任のスタッフが、丁寧にサポートさせていただきますのでご安心ください。